猫との生活 Kissa Life

ティッキ、ピルク、ヨキの3にゃんずと暮らす日々

再び入院体験

先月5種ワクチンを受け直したピルク。

2度目のワクチンに行ってきました。

 

ピルクリュック

ワタワタしちゃったにょ

行くときリュックの中で怯えて動き回ったのか、

バスに乗ろうと確認したら底板が縦になってた!

リュックの両脇のファスナーを開けて手を入れ、

注意深く底板をピルクの下へ移動。

せっかくペットシーツを敷いてあるのに

もしこのままおもらしとかされたら大変だもんね〜。

 

病院で診察してもらい、後ろ足にチクッと注射。

この時点でも相当緊張していたのか、肉球から汗ダクダク。

診察台が濡れて気がつくほど。

冷や汗かな?

 

それから保育器に移して入院です。

 

先月は用事があったので注射前のピルクを預けて

そのまま病院をあとにしてしまったため

保育器に入る際付き添いませんでした。

 

今回は付き添ったせいか、「前回ほどビクビクしてないですね」との

看護師さんの言葉。

2度目だから慣れてくれるかな〜と思いつつ預けてきました。

 

 

2日後お迎えに。

 

「ごはん、全然食べなかったです…」

あれ?

先月は帰る直前には少し食べたって聞いたけど、

今回はまったく食べられなかったの?

 

「この子、入院には向いてないかもしれないですね」

そうですか…。

でももし病気になったらしないといけないし。

ちょっとは慣れてくれるといいんだけどなー。

 

保育器の中でオカンを見つけたら立ち上がって

「だちてーーー!! かえるにゃーー!!」

と鳴き叫ぶピルクを先生が抱えて診察台へ。

入院中は声も一切出さなかったそうです。

 

ピルク診察台

めっちゃイカ耳

体重、また減ってた…。

3.8kgでした。

入院前は4.1kgだったのでまた300g減ったのね。

成猫で体格も普通で4kg前後だからもともと痩せてるのに

さらに減ってしまうとは。

 

問題なく退院できるとのことでさあ帰るよとリュックを開けたら

自分からサッサと入りました。

この中の方が安全! とわかったのでしょうか。

 

ピルクリュックの中

そちてまたバスにゆられてかえるにょよ

たまに鳴いたけど、帰るってわかったのかな

比較的おとなしかったです。

 

バスを降りて1キロ歩いて、おうちに到着。

 

水飲みピルク

チャクチャク チャクチャク

前回同様、帰宅した途端に水を何度も飲みました。

ええ、飲んでるのかこぼしてるのかわからない飲み方で。

 

全然食べてなかったからまずはお水を補給なんでしょうね。

 

横たわるピルク

よっこい しょういち

気持ちは落ち着いたようで前回みたいに震えることもなく、

疲れたように横たわりました。

暖かくなってたせいかおひざには乗らないです。

 

体重減ったから体力も落ちてるよね。

 

あちこち少し歩いては横たわるの繰り返し。

 

お留守番していたティッキとヨキにおやつ(モンプチピューレKISS)をあげて、

ピルクも食べるかな、と少し残したのを寝ているところに持って行ったら

ペロペロと食べました。

前回は帰宅初日はおやつすら食べなかったので一安心。

 

ピルクをのぞくヨキ

ピルク〜 にゃにしてるにょ〜

しばらくするとあまり入らないタワーに籠もる。

ヨキが心配して見に来ました。

 

タワーのピルク

くらいとこ おちつく

自分なりに気持ちが落ち着くところを探したんでしょうね。

 

たまにうろつきながらまた床にペタッとなったので、試しにウェットフードのお皿を

口元に置いたら寝そべったまま食べました。

 

食べるピルク

ムシャムシャ

まだたくさんは食べられませんが、

退院初日におやつもごはんも食べられたし、

トイレもちゃんとできたので前回よりはマシでした。

 

 

それから2日。

すっかり元通りになりましたよ〜。

やっぱりおうちが一番落ち着くんだね。

 

前回ほどではないけどほのかに

病院くさい においも

この2日でほぼ取れたし。

 

私に何かがあったらこの子たちはどうすればいいんだろうということを

随分考えさせられました。

神経が太いティッキは他の人に預けたり、面倒見てもらっても問題なさそうですが

他人が怖いヨキやピルクは簡単に人の世話になることもできなさそう。

 

ヨキは玄関に人がいても遠くから見れる程度には慣れてきましたが

隠れたっきりまったく出てこないほど怖がるピルクはなぁ…。

 

どうにかならんものか。

 

 

 

 

帰宅しました

22日から2泊で入院していたピルク。

熱が出ることもなく、24日にお迎えに行きました。

 

保育室のピルク

なんかとびらあいたにゃ…

まだオカンが来たことが理解できてない様子。

恐怖でこんな風に固まってしまい、ごはんもほとんど食べなかったそうです。

 

立ち上がるピルク

あれ?オカンにゃの?

起き上がった…けど、なんかやつれてる〜!

痩せたの?

 

鳴くピルク

オカンにゃ〜! かえるにゃ〜!

やっと状況把握。

 

訴えるピルク

だちて〜! あたちかえるにゃ〜!!

叫んでいる顔もかわいい(笑)

はい、一緒に帰るよ〜。

 

リュックのピルク

またこれにはいるにょね…

バスで帰るからね〜またリュックでしばらくがまんしてね。

 

バス停のピルク

くるま こわい

バス停で待つこと20分くらい。

行き交う車にガクブルしていました。

 

バスに乗って、バス停から歩くこと約15分

やっとおうちに着いたよー!

 

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ただいまにょ〜!

 

お家に入って何をするかと思ったら

お水を何度もガブガブ飲んでいました。

 

水を飲むピルク

チャクチャク チャクチャク

おやつよりごはんより水でした。

それだけ緊張していたのか、食事もほとんど摂らなかったので

喉が渇いていたのか。

 

まあこの人の場合、水を飲んでるんだかこぼしてるんだかわからない飲み方ですが(笑)

 

お膝のピルク

はあ… おひざ おちつく

この日はあまり動き回ることもなく、しばらくしたらいつも通りお膝に乗って

おとなしくしていました。

お膝に乗ってても呼吸が痙攣みたいで小刻みに震えててね、

かなり心配したのよオカンは。

 

体重量ってみたら3.9kgで、やっぱり300gくらい減ってたよ(´Д`)

2日食べないとそんなに減るのね。

それでしんどくて元気もなかったのかも。

 

翌日にはごはんもよく食べ、飛び回るようになり安心しました。

 

ホントにまあ、オカンにはこんなにベタベタなのに

他人はどんだけ怖いんだか。

 

オカンと他人の違いって何なんだろう…

いつもごはんくれるから?

見慣れてるから?

 

いやいや、ピルクはうちに来てすぐにオカンのあぐらの中で寝るようになった。

まだ見慣れてないはずのオカンでも怖がらなかったってことだよねえ。

 

そうなると何か猫にしかわからない違いがあるんだろうか。

なんてことをしみじみ考えました。

 

 

帰宅したピルクの気になることがひとつ。

 

なんかずっと病院臭い。

 

えー、なんでだろう?

病院にいただけでにおいが移っちゃったの?

それともワクチン打ったせいで体臭が変わったとか?

 

今までティッキやヨキが長いこと入院して帰ってきても

こんなに臭うことはありませんでした。

 

1mくらい離れたクッションで寝ていても病院臭さが鼻につくほど…。

そのせいかピルクが大好きなはずのヨキもあまり近寄らない。

多分自分でもいつものにおいじゃないって気になってるのではなかろうか。

 

そのうちにおいが元に戻るといいのですが。

 

 

それにしても、1回ワクチン打っただけでこんなにダメージ受けるんかい。

来月もう1回打つんですけど!

大丈夫かなぁ??

 

 

 

 

猫の日にゃのに…

あたちピルク。

こたつでねてたらオカンにらちされたにゃ。

 

リュックの中のピルク

ここはどこ…

リュックにいれられておそとにだされたにゃ。

おそとのかぜ、ちべたい…。

 

リュックの中のピルク2

おそとがうごいてる…

ゆらゆら、ゴトンゴトン、あたちどこかにつれてかれるみたいにゃ。

バスというものにのって、ついたのは…
 

リュックの中のピルク3

はっ! ここは!

ここはまえにもきたことあるにゃ!

びょういんていうところにゃ!

そういえばオカンが、ナイショだけどあしたびょういんにいくからねっていってたにゃ!

 

怖がるピルク

ガクガクブルブル

たちけてーーー!!

あたち にゃにされるにょーーー!!

こわすぎてよだれがでてきたにゃーーー!!

 

 

と、怖がっているピルクですが。

なんてことはない、ワクチン接種に連れて行きました。

それがたまたま猫の日になってしまって申し訳ないね(笑)

 

最初にティッキもピルクも3種混合だけを受けさせていたのですが、

今の病院に変えてから5種混合の方がよいから打ち直した方がよいと言われて

ティッキは打ち直し済み、ヨキは最初から5種にして、

ピルクだけが後回しになっていたのです。

 

その病院はワクチンでも接種後に熱が出ることがあるからと

無料で入院させてくれます。

 

ということで、昨日ピルクを連れて行き、預けてきました。

2泊になります。

そういえばピルクが入院したのは前の病院で避妊手術を受けて1泊しただけなので

2泊も外泊するのは初めてです。

 

怖がってるかなー。

ピルク、オカンにはベタベタで家にいるときはほとんどの時間お膝に乗ってるほどなのですが

他の人のことは極端に怖がって、誰かが家に来ていると隠れて絶対出てこないのです。

 

それなのに他人しかいないところに2泊3日は大変だろうな。

でも今日はやることがあって様子を見に行けないの。ごめん。

明日お迎えに行きます。

 

 

それよりね、すごく驚いたんですよ。

こんな貼り紙があって…

 

貼り紙

えっ えっ

うそ…

院長先生が…!

しかも、前回病院に行ったのは11月20日だよ?

そのとき先生いらしたよね?

 

もうショックです。

看護師さんにお話しをうかがったら突然だったとのこと。

どうりで最近電話しても先生出なかったはずだーー(´;ω;`)

 

大好きな先生でした。

聞いた話では元々人間の医師だったそうで、

だから動物に対しても人間の場合と同じように考えてくださり、

とても頼りになるいい先生でした。

 

私がティッキの避妊手術に迷ってると言ったら

当然だよ、人間の娘だったらどうする? と言ってくださったり、

車がないのでタクシーで通ってたら、一度

「タクシー断って、俺送ってくから」とわざわざ車で自宅まで送ってくださったり、

りんごもらったから持ってけ、と分けてくださったり、

ヨキのワクチンをするときに赤ちゃんみたいに抱っこして揺らしながら

「いい子だな〜いい子だな〜、はい終わったよ〜」と注射してくださった姿…

 

思い出すと泣けてきます。

 

66歳だったそうです。

まだお若いのに…。

 

先生に出会えてよかったです。

本当に、心からご冥福をお祈りいたします。

 

 



猫は焼けても気づかない

寒い時期はいろいろな暖房器具を使いますが、

猫にとっては危険なこともあります。

 

我が家でも猫たちがストーブの前から動かなくなります。

あまりにも近づいていて、焦げるんじゃないかな、と心配になったりしますが…

 

ストーブ前のティッキ

極楽 極楽

いやいや、さすがに焼けそうになったら気がつくだろう?

いいえ。

そんなことはありません。

 

猫は焼けても気がつきません。

 

現にうちの人たちは焼けた経験があります(汗)

 

被毛が焦げるため皮膚までは届かず、やけどにはなりません。

ですから本人もすぐに気がつかないのでしょう。

 

 

最初にストーブで焼けたのはピルクでした。

ちょうど3年前のことです。

私がパソコンをしているとなんだか焦げ臭いにおいが…

 

ふと見るとまさにピルクのしっぽから煙が出ているところでした!

慌ててストーブをどかし、撮った写真がこれ。

 

ピルクのしっぽ

見事に焼けてます

しっぽだけストーブに触れるほど近づけてしまったのですね。

 

ピルクのしっぽ焼け跡

こんがり

煙が出るほどの焦げだったのに、本人は「なにか?」って顔で

まったく気がついてなかったようです。

 

当時はカーボンヒーターを使っていました。

 

カーボンヒーター

ティッキ痩せてたな…

これ出力が強くてとても温かいのはいいのですが

連続で使うことができず3時間で切れてしまうスイッチでした。

切れる度に着け直すのが面倒だったので今の電気ストーブに替えたのです。

 

焦げた毛先はポロポロと落ちて、しばらくすると伸びてきました。

 

ピルクのしっぽ焼け跡

まだ薄茶色い

ちゃんと治るからよいのですが、気をつけないといけないとつくづく思いました。

 

 

それからずっと気をつけていたのに、ついこの年末のこと。

今度はティッキが焼けました。

 

ティッキ寝相

あれ、なんかお腹が…

茶色いよねぇ…。

 

ティッキのお腹

うわー!

これは!

明らかに焼けた跡

いつ焼けたのかは気づかず。

ティッキは本当にかなりストーブに近づいていることが多いので

気に留めていたつもりでしたが防ぎきれず。

 

表面の毛が落ちて、しばらくは模様がなくなってましたが(笑)

2ヶ月くらいしたら毛が生えそろって元に戻りました。

 

大事には到らずによかったです。

 

 

まあ、よほど近づいたまま放置しない限り電気ストーブでやけどすることはないと思うのですが、

毛が焦げるだけでもヒヤヒヤします。

人間が注意できるとすれば

・寝るとき、外出するときなど見ていられないときは消す

・もし猫が近づいていたらストーブをどかすかスイッチを消す

くらいですね。

慌てて猫をどかそうとするより、ストーブをどかす方が早いです。

 

石油ストーブだともう少し危険度は増しそうです。

私は子供の頃実家で使ったことしかありませんが、

飛び乗ったらやけどしますし、倒れたりしたら本当に危険だし、

猫のいる家では囲いを作って近寄れないように工夫するなど対処が必要です。

 

 

猫にとって危険なのはストーブだけではなく、ガスコンロも然りです。

 

そりゃそうですよね、火が着いていようがかまわず乗っちゃいますからね。

うちの子たちはガスコンロに乗らないお利口さんではないので、

料理中はできるだけ近づかないように気をつけていますが、

ティッキがまだ幼かったときに鍋を火にかけているコンロに

乗ってしまったことがありました。

 

上毛(眉毛みたいなヒゲ)が焼けました、チリチリに…。

 

眉毛が焼けたティッキ

おわかりいただけるだろうか

まだ生後4ヶ月の頃でした。

体も小さく、鍋の横を通れてしまったんですね。

こんなにヒゲがチリチリになっても気がつかない。

たまに「猫のヒゲって先まで神経通ってるんでしょ?!」と勘違いされる方がいますが、

さすがにそれはないです。

でも根元には神経が集中していますし、切れると感覚が鈍ったりするので

大事ではあります。

 

これもそのうち伸びたり生え変わったりして元通りになりますが、

鍋や火に触れてやけどしたら大変なので

料理中はなるべく近づかれないようにしないといけませんね。

 

 

最後にヨキのやけどの話を書きます。

 

実はヨキを引き取ったときに、すでにやけどをしていました。

右前足です。

右側の上毛もチリチリになっていました。

 

チビヨキ

眉毛チリチリなチビヨキ

チビヨキの右手

右手の肉球に焼けた跡があります

ヨキを連れてきてくれた人にやけどをしていたと伝えたら

まったく気がつかなかった! と謝ってくれましたが、

気がつかなかった故にやけどの原因はわからず。

ヨキを保護してくれた人はオイルヒーターしか使っていなかったそうで、

オイルヒーターは表面はそこそこ熱くなるものの

ずっと触れていない限りやけどにはならないでしょう。

また上毛は焼けているのに上唇毛(いわゆるヒゲ)は焼けていないので

瞬間的に熱いものに前足とおでこだけ触れてしまったのかもしれません。

 

生後2ヶ月も経っていない体にはけっこう大きなやけどだったようです。

ヒゲは生え変わりますが、肉球のやけど部分はのちにポロリと取れて

肉が欠損してしまいました。

 

ヨキの右手

現在のヨキの右前足

人差し指って言っていいのかな、そこの肉球に少しツレたような傷跡があります。

また他の指に比べて人差し指の爪周りの肉だけちょっと削ぎ落ちています。

 

一般的に猫がやけどをしたら病院へ連れて行く方がよいようですが

ヨキはやけどをしてからもう日が経っていたのか、

自分では全然気にする様子もなく患部も固まっていたので

特に診察はしてもらいませんでした。

 

こうして傷が残ってしまうのを見ると、やけどや他のケガもですが

気をつけてあげないとかわいそうだなと思いました。

本人が焼け始めてもなかなか気がつかないだけに、

人間が常に気を配って事故を回避したいものですね。

 

 

 

ごはんは空から降ってくる

うちのヨキちゅけは多分、ごはんはお空から降ってくるものだと思っています。

 

ごはんがほしくなるとキッチンにいるオカンの足下に来て、オカンの顔を見上げます。

あうあう鳴くときもありますが、だいたい何も言いません。

 

ヨキごはん待ち1

そろそろごはんがふってくるはず…

見るが先か、次はライバル(ティッキ)が奪いに来ないかどうか警戒します。

 

ヨキごはん待ち2

アイツがうばいにこにゃいかけいかいちゅう

ごはんが出る前から横取りされることを考えているのですね(^_^;)

 

ヨキごはん待ち3

まだふってこないにょ

当然のような顔をしている…

 

ヨキごはん待ち4

おっと、アイツのこともけいかいしにゃきゃ

余程奪われたくないようです。

 

ヨキごはん待ち5

あれーまだふってこないにょ?

はいはい、あげますよ(笑)
こんなかわいいことされたらたまりません。

 

ちなみに、おかわりがほしいときも食べ終わると何も言わずにオカンを見るんですよね。
ちゃっかりものです。

 

もうお腹いっぱいというときはオカンを見ずにその場を立ち去るのでわかります。

でもその10分後くらいにまたあうあう言い出したりして

「足りなかったならなんでさっき残したのー!」

というときも多々あります。

 

まあ少なくとも、うちには常にごはんがあって

ほしいときには言わなくても必ず出てくると思っていることは確か。

オカンが常に切らさないように買っている努力とか知る由もなし(笑)

 

猫は自由。

 

 

どうぶつ愛護団体の裏側

ちょっと思い出したのでこんな話題を。

 

我が家のピルクとヨキはいわゆる野良猫出身です。

でも愛護団体や保護団体のお世話にはならずに引き取りました。

 

ピルクアップ

アタチのママも のらねこだったにょ

ピルクとその姉妹たちは市内の工場の敷地で生まれました。

ピルクのママは子供たちを産んだ約2週間後に交通事故で死亡(涙)。

工場の人たちが子猫たちの世話をしてくれていましたが、

いつまでもこのままにはできないとのことで里親を探すことに。

友人からその情報を聞いた私は、まだ引き取るとも決めずに一緒に見に行きました。

 

ママを失って一週間、子猫たちの体は汚れ、猫かぜをひき健康状態も思わしくなかったです。

唯一オスだった茶トラの子はすでに引き取り手が決まっていましたが、

他の姉妹たちはこのままでは命にかかわるかも…と思い、

ひとまず5匹全員を連れて動物病院に行き、薬を処方してもらいました。

そうしているうちに、1匹だけ引き取ろうという気持ちが固まったのです。

姉妹の中で一番好奇心が強そうだと選んだのがピルクでした。

他の子たちは動物病院で処方してもらったお薬を渡して工場の人たちに委ねました。

 

茶トラのお兄ちゃんを引き取ってくれたのは、偶然にも

私の出身地、八王子に住む女性でした。

わざわざ八王子から長野県まで引き取りに来てくれたのです。

 

その後、残りの3姉妹がどうなったのかは聞いていないのでわかりません。

一緒に行った友人はすでにオス猫を1匹飼っていたのでメスを引き取るのはやめましたが、

今ではしっかり3匹の面倒を見ています。

 

ピルクのママ、会ってみたかったな。

 

 

ヨキも東京の道端で拾われた子です。

 

ヨキアップ

ボクどうしておそとにいたのかわからないにょー

車道横の歩道の「ド真ん中」でうずくまっていたところを

優しく美しいウクライナ人女性に保護されました。

12月の寒空に生後1ヶ月でぽつんとしていたのです。

 

発見したときの写真を見せてもらったら本当に歩道のド真ん中にいまして、

もしママが近くにいて移動の途中だったりしたら

ド真ん中には置いていかないはず、普通なら植え込みの影などに隠すでしょう。

だからママはいず、自分でそこまで歩いてきたんだと思いました。

 

そのウクライナ人女性の日本人の友人がFacebookで里親を探していると書いていたのを目にし、

これまたすぐに引き取るかどうかは迷ったのですが

写真を見せてもらったりしているうちに気持ちが傾きまして…。

 

なにしろこんなにきれいな子だし。

3匹目もぼんやりと考えている時期だったので、えいや!で引き取ることにしました。

友人さんが東京から連れてきてくれました。

 

保護主のウクライナ人女性にはお目にかかれませんでしたが、

Instagramでお互いにフォローしています。

彼女は今でもずっと、ヨキのことを見てくれているのです。

 

こんな風にして、2人とも直接引き取りました。

 

 

逆に、私が子猫を保護したこともあります。

 

イルバロ

かわいい子猫姉妹

友人から、車道脇の危険なところに子猫たちが棲み着いていると聞いて。

その人はすでにペットを複数飼っていたのでうちでは無理だと。

(そのうち1匹は川に落ちていたのを機転で拾い上げた子猫だったり)

息子さんが毎日ごはんをあげながら様子を見ていてくれましたが、

親猫が現れる気配がないとのことだったので保護することにしました。

 

当時私は自宅以外に仕事部屋も借りていたので、そちらで保護することができたんです。

左の白みが多い子をバロ(フィンランド語で「光」)、

右の黒みが多い子をイルタ(フィンランド語で「宵」)と名付けて数日世話をしました。

 

里親をどうやって探そうと思っていたときに、たまたま行きつけの喫茶店に

猫の保護活動をしているという店員さんがいたので

その人に相談してみました。

 

すると保護団体などに任せず、「預かりさん」という人に渡した方がいいとのこと。

地元に保護団体があるのは知っていたのですが、

その人曰く、以前そことケンカしたことがあるのでやめた方がいいと言われまして。

私もなんとなーくそこはいろいろと面倒臭そうだなと思っていました(^_^;)。

 

実は預かりさんとはその人本人だったんですけどね。

結局自宅でしばらく育ててくれてから里親を探してくださり、

現在「イル」と「バロ」という名前で姉妹一緒に市内のご家庭に引き取られ

幸せに暮らしているそうです。

 

さて、前置きが長くなりました。

ここからが本題です(笑)

 

仕事部屋を借りているときには庭がありまして、

野良猫の通り道になっていました。

 

そこで何匹もの猫たちに出会い、この子たちにも幸せに生きてほしいなぁと思ううちに

動物愛護活動に興味を持つようになりました。

 

ふむふむ、TNR活動とか、地域猫とか、殺処分を減らす方法があるのね。

当然、そういう活動に協力したいという気持ちがわいてきました。

 

そこで、あるどうぶつ愛護団体の活動に目が留まり、

寄付をしたりするようになりました。

 

しばらくは寄付を続けていたのですが、そこの活動内容を知るにつれ

なんとなく疑問に思うことも出てきまして…。

 

島にいる猫を全部捕まえて強制的に避妊・去勢手術、耳をカットして元の場所に戻す。

全部…?

そしたら数年後にはその島に猫は1匹もいなくなるわけですよね。

野良猫の寿命は5年くらいと言われているから、いなくなるのはすぐです。

 

なんか極端じゃないですか?

その島に住む、猫を飼いたいと思ってる人は将来どうすればいいわけ?

ペットショップから買うしかないの?

 

なんか、なんかなぁ。

 

間違って飼い猫が混じってても、手術して耳をカットしちゃうのかなぁ。

 

そんなモヤモヤが募ってきたとき、偶然ある情報を耳にしました。

 

それは私が連載している雑誌の担当者と電話で話していたとき。

流れで、その愛護団体の話になったのです。

「え、なんていう団体?」と言われたので名前を言うと、その場で検索。

 

「うーん、ちょっと待てよ。これ、〇〇って人が代表なの?」

 

そう書いてあるからそうなんでしょうね。

 

「この人…暴力団員だよ?」

 

え?? マジで?

 

「昔仕事でそういう関係の人を調べたことがあるんだ。その中にこの人いたよ?」

 

…なんと。

そんなつながりがあったとは。

 

今現在もそうなのかどうかはわかりません。

だけど以前そうだったことは間違いないとのこと。

 

「動物愛護って言えば寄付が集まるじゃない。

そういうのが暴力団の資金に流れてないとは言いきれないよね」

 

言われてみれば確かにそうだ…。

だからやることも極端なのかな。

 

ああー!!

こういうのを無闇に信用してはいけないのね〜!!

 

それ以来寄付はやめました。

そして愛護団体、保護団体は用心するようになりました。

 

もちろん、そんなことにまったく関係ないところもあるでしょう。

だけど私が見抜けない以上、やたらと協力してはいけないと。

 

少なくとも私が寄付をしていた、その団体は手放しで信用してはいけないと思いました。

 

けっこう有名なところなんですけどね…。

 

私が通っている動物病院の院長先生は、猫の不妊手術にも心を傷めた時期があったと聞きました。

 

「だってさ、お腹大きくなってる猫連れてきて手術してくれって言うんだよ?

俺どうすればいいの、って思ったよ」

 

「結局、仕事だと割り切るしかないと思ったんだ。その度に手を合わせてるよ」

 

先生でさえそういう葛藤があるのです。

それが普通だと思います。

 

流れ作業のように次々と手術ができる医師は、ちょっと神経がマヒしているのかもしれません…。

 

うちの市内では猫の殺処分はゼロなのだと聞きました。

誰かに引き取られるまでがんばる、あるいは見つからなかったら

どうにかして終生面倒を見ているそうです。

 

あまりに「殺処分ゼロ!」にこだわりすぎて

活動にのめり込む前に、冷静に判断されますように。

 

そのお金、本当に役立ててもらえていますか?

 

 

 

 

 

キャットフードの選び方

先日、登録しているお仕事サイトから、あるキャットフードのモニターをしないかという

お仕事依頼が来ました。

最近Facebookで広告をみたばかりのものでした。

 

結論として断ることにしました。

理由は

・定期購入を申し込まなければいけないこと(すぐに解約できるそうですが)

・一袋6980円もする高額商品なこと

・材料がすべて国産なこと

です。

 

広告でも「このキャットフード以外はすべて有害!」とでも言っているかのような

うたい文句でしたが、そういう書き方されると余計に怪しいと思いますよね。

 

FB広告も打ちながらモニターも集めようとしているということは

今宣伝に必死なのでしょう。

そういうのに乗せられてはいけませんね。

 

皆さんはキャットフードをどのように選んでいますか?

 

ごはんヨキ

ボクおいしければなんでもいいにょー

我が家は基本的にモンプチのフツーのもので統一しています。

ティッキを飼い始めた当初はいくつかのメーカーのものを試しましたが、

一番よく食べてくれるのがモンプチでした。

赤ちゃんの頃は別のメーカーのものも食べていたのですが、

成長したらあまり食べなくなってしまって。

 

結局は猫自身の好みですね(笑)

 

でも一応選ぶ基準はあります。

・よく知られているブランドであること(怪しくないこと)

・あまり高額でないこと

・国産でないこと

 

3つめの理由は人によって考え方が異なると思うのですが、

東日本大震災以降に猫を飼い始めた私としてましては、

事故から7年経っても毎日放射性物質が空気中にも海水にも垂れ流されている状況ですから

日本近海で獲れた材料のキャットフードなどは危険だろう、という考えです。

 

もちろん私自身も海のものはこの7年近く、ほとんど食べていません。

それ以外の食材も産地を選んでいます。

 

猫のごはんはどうしても魚系ですから、

少しでも安心できるものをあげたいのです。

 

では海外産ならすべて安心かと言われると

どうかわからないんですけどねー。

 

少なくとも国産よりはマシかな? と思っています。

 

最近ティッキのダイエット用に取り入れたサイエンスダイエットのシリーズなどは

チェコ産」です。

チェコって日本人からはあまりなじみがない国なので、産地を見て意外でした。

しかも、

 

海ないやん

 

海がないのに魚商品作ってるの〜!?

長野県と一緒か!

ヨーロッパもどこ由来かわからない放射性ヨウ素が度々検出されているので

安全性は万全とは言えず

大丈夫なのかな〜?という疑念は多分にあるのですが、

ブランドがサイエンスダイエットだからまあ信用してみるかなぁと…。

しばらくは続けてみます。

 

あと、カリカリですと私は味見をしてみます。

ペットフードがおいしさアップ!とか言ってますけど、

モンプチなんて「モンプチ史上最高おいしさ!」なんて言っちゃってますけど、

(それ言っちゃったら二度とそのコピー使えなくないか?)

結局は人間が食べて判断してるという噂もありますし、

人間の口に入れて有害みたいなものなら当然猫にはあげられないわけですから

ひとつふたつ食べてみるんですね。

 

私の感想としては

 

なにを食べても煮干し味

 

です(笑)

 

まぐろ味でも煮干し味

チキン味でも煮干し味。

 

違いがわかりません。

 

でも猫たちにはわかるらしくて、うちの子たちは

 

まぐろ味はたべるけどかつお味は食べない

 

のです。

人間には違いがわからんぞオイ。

 

ところが先のサイエンスダイエット。

低カロリーに特化したかったので「ライト」のシリーズを買ってみましたら

確かに味がライトなのです。

 

ん?これは食べやすい

 

って人間に食べやすくても意味ないんですけどー!(笑)

 

初めて煮干し味との違いがわかりました。

 

そうそう、モンプチのピューレKISSシリーズも味見してみましたよ。

「もはやデザート」というキャッチコピーを真に受けて

猫に甘いものはいらない!

虫歯になる!

と批判している人たちがいましたので、食べてみました。

 

全然甘くないよ〜!

 

確かにいちごはいちごのつぶつぶ入ってるし、

ブルーベリーはブルーベリーの風味がします。

でもささみがベースなので、基本ささみ味ですね。

しょっぱくもないです。

 

 

まあ結局のところアレですね、

猫が好んでよく食べるもの、買い続けられるものであればいいってことでしょうか。

無理して海外産のたっかーいのを買う必要もないかと。

 

こたつでごはんヨキ

りんごマーク付き高級座布団で食事中

我が家でよく買っているもの

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