猫との生活 Kissa Life

ティッキ、ピルク、ヨキの3にゃんずと暮らす日々

私が考えるキャットフードのこと

今日は超マジメな話です。

こういう話は苦手な人もいるかもしれません…。

 

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うちの子たちには国産のフードは一切あげていません。

理由は…

 

東日本大震災です。

 

あのとき、福島第一原子力発電所(通称フクイチ)が爆発を起こし

大量の放射性物質が大地にも海にも放出されました。

 

もう6年も経ってるんだから薄まってるでしょ?

と大半の方が考えてると思います。

 

が、現実には毎日フクイチから大量の放射性物質

ばらまかれている状態です。主に海に。

 

東京電力も2015年に原子炉から消えてしまった核燃料がどこにあるのかわからない、

と公式に発表しています。

 

透視調査で「原子炉に核燃料なし」 福島第一原発 | 東京電力 福島第一原発事故 関連ニュース | NHK 40年後の未来へ 福島第一原発の今

 

また今年のニュースではおそらく格納容器の中にあるのでは、との「予測」が発表されています。

 

www.nikkei.com

いずれにしても核燃料はフタができないところにあります。

とても「アンダーコントロール」などではないのです。

 

つまりいわゆる「放射能」は毎日ダダ漏れになっています。

6年間毎日出ていたら、当然6年前より量は蓄積されて多くなっていると考えるのが順当だと思います。

 

東北の海だけではありません。

すでに日本の周り、それからアメリカ西海岸まで汚染は広がっています。

 

次の動画は東日本大震災直後のみに放出された放射性物質の量を参考に

それが時間の経過と共にどのように広がるかシミュレーションしたものです。

赤っぽい色の方が濃度が濃いところです。

元は英語の動画でしたが、これは日本語で年数が挿入されていて

わかりやすいものになっています。

 

youtu.be

現実にはその時だけではなく、毎日放出されているのですから

これよりも濃くなっていると考えられます。

 

これを見るとアメリカや東南アジアも決して安全ではないと言えますが

それでも国産よりはマシかと思いたいです…。

(アメリカは大西洋にも接してるし)

 

もちろん私自身もこの6年間、海産物をはじめ

汚染濃度が高いと言われている食物はほとんど口にしていません。

 

そんなこと気にしていたら食べるものなくなっちゃうでしょ?

と言う人もいますが、なくなりませんから大丈夫です。

 

また、魚を食べないと偏って体が悪くならない? とも…

ご心配には及びません、病院で血液検査をすると

いつもすべての数値が基準値内に入っており、

更に善玉コレステロールが少々多いらしく

医師から「よすぎる」と笑われるほどです。

 

私は小さい頃から病気があり、体力がなく弱いのですが

臓器などは他人より健康なのかもしれません(笑)

 

そんなわけで、私は猫に国産のフードは絶対あげないのです。

猫はどうしたって魚が主食なので。

 

 

昨年は私が知るだけでも何匹かの人気猫ちゃんが

平均寿命よりも短い歳で虹の橋を渡りました。

インスタなどでフォローしている一般猫ちゃんの中にも

まだ若いのに治らない病気になってしまった子や

つい先日もたった3歳で虹の橋を渡ってしまった子もいました。

元々病気持ちなどではなく、具合が悪くなってから1〜2ヶ月でのことです。

 

その子たちは国産のフードを食べていたのを知っていました。

けど、いちいち忠告したりはしません。

飼い主さんによって考え方はいろいろあるし、

それだけが原因ではないかもしれないですから。

 

でも、できたら避けた方がいいのにな、とは思います。

 

 

そしたら、ヨーロッパ産のフードなら安全でしょ?

と思いますよね。

まぁ大体そうだろうと思います。

 

ところがですね、、今はちょっと問題が起きてるんです。

 

しばらく前からヨーロッパ各地で放射性ヨウ素が検出されているという

話がありました。

原因がわからなかったのですが、どうやら昨年10月に

ノルウェーの研究用原子炉で事故があったらしいのです。

 

inventsolitude.sblo.jp

 

すでに5ヶ月くらい経っていますから、

ヨーロッパで製造されたペットフードにも混入していて、

それが日本に輸入されている可能性もあります。

 

もし少しでも猫ちゃんの様子に違和感を感じたら

フードを疑ってもいいかもしれません。

一時的に違うフードに変えてみるとか。

 

一番いいのは影響がほとんどない南半球のオーストラリア産ですけど

そこでいいペットフードがあるかどうかはわかりません。

 

ペットフードには残念ながら放射能汚染に対する基準値がないそうです。

ですから産地でなんとか判断するしかないですよね。

人間より体が小さい猫ちゃんは、人間よりも少量の汚染物質でも

すぐに体調を壊しますから注意しないといけません。

 

人間には基準値が設けられていますが、

それが震災前より1000倍も高い数値なので

スーパーに売られているから安全でしょ、と思うのは早急なのです。

やはり産地を選んだ方がいいです。

 

まずは飼い主が健康であること。

そしてペットも健康であること。

 

しかしながら、今後は猫の平均寿命も短くなっていってしまうのかもしれません。

これだけどこもかしこも汚染されていたら…。

 

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困った世の中になったものね

(ってヘソ天で言うなや)

 

 

 

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