うんねーの謎
私がキッチンに立つと、よくピルクが寄ってきます。
「うんねー!」と言うので、はいはいと背中をなでます。
「うんねー」とはなんぞや?
ピルクが発することのできる、数少ない言葉のひとつ。
そもそもこの子は「にゃー」とも言わない。
いや正確には、動物病院に行き切羽詰まると
「にゃーん」に近い言葉は発するけど、普段は
「あ゛ー」とも「お゛ー」ともつかないような声しか出しません。
その中でまあまあ聞き取れるのが「うんねー」なのです。
いつの頃からか、「うんねー!」と言われると
背中を指で強めにくしけずる行為をするようになりました。
櫛やブラシは嫌いなんだけど、指でゴシゴシするのは大好きみたい。
ずっと動かしながら撮るとブレるので、手を止めて撮ってみました(笑)
オカンが「うんねーするの?」と言いながら背中をくしけずるので
ピルクもおそらく「うんねー = くしけずること」と認識したんでしょうね。
なぜかキッチンに立つタイミングを見計らって
うんねーされにきます。
たまに顔を上げて、私と目を合わせます。
それは「頭もなでて」の合図。
こうして人間は猫に使われる存在となって行くのである…。
ふふふ。
お顔を撮りたかったからよ。
わかりました…
こうしてうんねーするととても気持ちがいいのか、
最後は足下にごろんとなってしまいます。
ピルクはゴロゴロも言えない子なんですけど、
うんねーしてると息づかいは荒くなります。
なんらかの要因でゴロゴロの音が出ないだけなんでしょうね。
その息づかいを聞きつけてか、よくヨキもやってきます。
ついでにヨキにもうんねーしてあげるのですが、
ヨキは超猫っ毛なので静電気がものすごく、
被毛の下の方の毛が出てきます。
あまりにもぼさぼさになるので静電気起きすぎ!
発電してる! とか思って笑えます。
中の方の毛は白いんですよね。
とりあえずピルク直伝?の「うんねー」はヨキも好きみたいです。