猫との生活 Kissa Life

ティッキ、ピルク、ヨキの3にゃんずと暮らす日々

うちの子たちとの出会い

なんとなく、振り返ってみます。

 

ティッキはお店でご予約みたいな形で購入しました。

本当は血統種のお高い子を買う気なんてなかったのですが

本当に生まれて初めての猫飼いだったので

最初だけはお店で買った方がいいという知人の助言がありそうしました。

 

f:id:kissaneko:20161230034952j:plain

 

生後2ヶ月弱、体重は600g。

まだ目の色もグレーでした。

「なんか白っぽい」と聞いていましたが

お父さんがアメショーにしては確かに白っぽいですね。

 

 

ティッキが1歳になってまもなく友人から

「もらい手を探している猫がいる」と聞き、

まだもらうかどうか決めかねていたけど

ティッキがずっと1人なのもかわいそうかなと思い始めていた頃だったので、

じゃあ見るだけ見る! というつもりで連れて行ってもらいました。

 

そこは工場の中。

野良猫が勝手に子猫を産んでしまったのだけど、

ママ猫が事故で死んでしまったのでこのまま子猫たちを置いておくわけにもいかず

もらい手を探していると。

 

大きな段ボール箱の中に無造作に入れられた子猫たち。

5匹いました。

 

それはもうひどい環境でした。

みんな汚物でドロドロ。

結膜炎もひどく、目も開けられません。

 

ママがいなくなったら一週間でこうなってしまったとのこと。

 

私はキャリーケースは持っていたので

ひとまずこの子たちを全部キャリーに詰めて

病院に連れて行きました。

 

オス、メスを判断してもらい体重を量って最低限のお薬を出してもらい

工場に戻ってとりあえずのお世話をしてくれている人に

命を救うためにこれだけはしてください! とお願い。

 

でも…

 

多分このままでは死んでしまうんじゃないか…

 

唯一オスだった茶トラの子だけはもらい手が決まっていたけど

あとの子たちは今引き取らなければまずいのではないか。

 

かといって私も全員は無理。

 

他の子には済まないけど、1匹だけ引き取ろうとその場で決めました。

 

友人が手を右左に振ると、2匹だけが反応しました。

1匹は茶トラ。

そのもう1匹の子をもらうことにしました。

 

それがピルク。

 

うちに連れてきた直後はこんなでした。

(あまりにきちゃないので小さめ表示)

 

f:id:kissaneko:20161230191359j:plain

f:id:kissaneko:20161230191412j:plain

 

体中汚れて目も開かない。

かかとは擦り切れ肌が露出していました。

体重も生後1ヶ月半くらいなのに360gしかありませんでした。

 

私はこの子は育たないかもしれない…と思っていましたが。

 

お風呂に入れて翌々日にはなんとか目も開き、

少しは見れる状態に。

 

f:id:kissaneko:20161230192803j:plain

 

昨日のブログ

天然ちゃん・ピルク - Kissa Life

と見比べてみてください。

 

まさかこの子があんなに美人になるとは!

 

雑種って案外生命力が強いんですね。

他の姉妹たちもどこかで元気でいてくれるとよいのですが…。

 

 

 ピルクも無事育ち、もしかして3匹目もありかも?

と思い始めていた頃、

FB経由で「いい子がいるよ〜」と教えてもらったのがヨキ。

 

写真を見て、こ、この子いいかも! と気にかかり。

 

最初メスだと聞いていたのですがのちにオスだとわかり、

ちょっと迷いました。

けどペット不可のマンションで保護していてこれ以上は飼えないと。

 

こりゃ意を決して引き取るしかないだろ!

ということではるばる東京から連れてきてもらいました。

 

ヨキの生い立ちについては

ヨキちゃん、うちの子記念日♪ - Kissa Life

に書いています。

 

保護してくれたウクライナ人女性が

最初にこの子を見つけたときに撮った写真がこちら。

周りはぼかしました。

 

f:id:kissaneko:20161230194517j:plain

 

わかります?

歩道のド真ん中にカタツムリみたいのがいますよね(笑)

向こうは車道。

 

あれはなに? と思ってまず写真に収めたらしいです。

近づいたら猫だったと。

近づく前に写真撮ってるところが意外ですよね。

 

どうしてこんなところにひとりぼっちでいたのか。

親はどうしたのか。

 

なにもかもわかりません。

 

でも心優しい、おまけに美しいウクライナ人女性に拾われたことによって

ヨキは今我が家でのんびり暮らしているのです。

もしこのとき拾ってくれなかったら12月の寒い最中、命を落としていたかもしれません。

 

その後も最初のママは私がインスタにヨキの写真を載せる度に

「いいね!」をしてくれました。

実際にお目にかかったことはありませんが、ずっとずっとこの子のことを気に掛け、見守ってくれました。

1歳の誕生日のときにはメッセージもくださいました。

 

いい人に拾われて本当によかったね、ヨキ。

 

 

 来年もみんな元気で仲良く暮らせますように…。

 

保存

保存

保存