ワクチンの話
皆さまのおうちの猫ちゃんにはワクチン接種をしましたか?
おそらくほとんどの方がされていると思います。
人間のワクチンには賛否両論があり、私も懐疑的なので
近年のインフルエンザワクチンはまったく接種したことはないのですが、
インフルエンザに罹ったことは一度もありません。
でも猫の場合には「様々な病気を防ぐもの」として深く考えず、
全員受けさせました。
ここでは猫にワクチンを受けさせる場合、を前提に話をします。
まずティッキとピルクは同じ病院で3種混合を受けさせました。
先生が家猫なら3種で充分と言うので、それを信じて3種にしました。
やがて引っ越して前の病院からは遠くなったのと、
たまたま連休中にティッキの体調がおかしくなったので
休日にやってる病院を探し、その病院がとてもよかったので
普段通いの病院をそちらに変えました。
それからヨキが我が家に来てワクチンの話になったとき、
後者の病院で5種混合を勧められたのです。
そもそも3種と5種の違いは何かと言うと、
3種は
● 猫ウィルス性鼻気管炎
● 猫伝染性腸炎
● 猫カリシウイルス感染症(猫汎白血球減少症)
で、5種は3種に
● 猫クラジミア感染症
が加わったものです。
なんだかよくわかりませんが、
一番の違いは「白血病」が入ってるか入ってないかだそうです。
先生は
「白血病は罹ってしまうと医師にはどうにもできない、本当にかわいそうなんだよ」
と心痛の表情を浮かべて話してくださいました。
そして家猫でも感染する可能性は
● 何かの瞬間に家から脱走、外の猫と接触する
● 病院内で白血病の猫と接触する
ことだとおっしゃってました。
なるほど、私も病院に行って風邪を移されることがあります。
猫も病院に行くだけでもリスクなんですね。
わかりました、とヨキには最初から5種を受けさせました。
ちなみにそのその病院では3種も5種も金額は同じ、
ワクチン接種後は熱が出ることがあるので数日の入院もセット
(入院代は無料)となっています。
そしてすでに3種を受けさせたティッキとピルクも打ち直した方がいいと。
ティッキの打ち直しは済ませましたが、ピルクはなんだかんだでまだしていません。
が近いうちに受けさせる予定です。
もし、皆さまの猫ちゃんも3種しか受けていなかったら
5種を打ち直した方がよろしいんじゃないかと思います。
病院で3種しか必要ないと言われても5種にしてもらった方がいいかも…。
最近地震も多いので災害時の対策を考えてらっしゃる方もいると思います。
万が一災害時に愛猫と別れてしまったら。そして3種しか受けていなかったら。
脱走した我が子と再会できても、病気を移されている可能性があるということです。
一度考えてみてほしいことだと思います。