猫の保険入ってますか?
多頭飼いをしていると、バラバラに猫が体調を壊してくれたりするので病院通いが増えます。
うちの子たちが通っている動物病院の先生は電話で対応して、できるだけ猫を連れて行かなくてもいいように対処してくださるので助かります。
電車は「手荷物」扱いでペットを乗せることができるのに、バスはダメなんですよねー。
だから猫連れのときはタクシーで通ってます。
治療費より痛いです。とほほ。
そんなうちの子たちは全員猫保険に入っています。
最近はたくさんあって、どこに入ればいいのか決めにくいですよね。
私はいくつか資料を取り寄せてみて、結果的に「ねこのきもち保険」にしました。
どこも一長一短な気はしますが、まず有名なのと、大本の会社がアクサダイレクトなのでまあ問題はなかろうと思い決めました。
そんな保険に入っても滅多に病気にならないでしょ?
と、多くの方が思われるでしょうが、
結論から言うと「ねこのきもち保険」は病名が付かなくても
症状があって治療したものに関しては保険料が支払われるとわかりました。
お腹を壊して薬をもらった、涙が多くて目薬をもらった、
そんな程度でも申請すればちゃんと支払いされるんです!
これは意外でした!
ねこのきもち保険は50%支払コースと70%支払コースがあります。
もちろん70%の方が掛け金が高くなるので、うちでは50%コースにしました。
そして昨年ティッキが実際に保険料の支払いを受けました。
病状は3つ。
・尿の出が悪くなり検査したらストラバイト(尿結石の小さいもの)が見つかったもの。
・乳腺が腫れて検査、治療したもの。
そして一番問題だったのが、私が異常だと思ってなかった故に気付くのが遅れた症状…。
・発情の度に陰部から出血する。
初めての発情からそうだったので、てっきり猫の生理だと思ってたんです。
犬には生理があると聞いていたのもあって疑わなかったんですね。
ところが本来猫には生理がありません。
え、ないの?
分泌物が出るだけでも異常、とググって知ったときには焦りました。
だってそのときティッキはもう2歳を過ぎてましたから。
こりゃ大変だ!
すぐに検査してもらわなきゃ!
実を言うとティッキの避妊手術が遅くなったのは、
可能であれば子供を産んでほしいという願いからでした。
一応血統種だし、買ったショップの話では猫同士をお見合いさせて子供を産ませることもある(多分その子猫は希望があればペットショップで売られる)と聞いていたので、子猫全部を育てることは無理でも母親になる経験をさせてあげたい、と思っていたんです。
それで病院でいろいろ検査してもらいましたが結論は出ず…。
おそらく子宮に何らかの異常があるんだろうけど、手術してみないとわからないとのことでした。
大先生ではない女性医師には
「まぁ、(子宮を)取っちゃった方が早いと思いますよ?」
と簡単に言われて、それでも、それでも! という気持ちがなかなか消せませんでした。
大先生はそういう短絡的な考えではありません。
悩むのは当然だよ、だって自分の子供だったらどう思う?
生理痛がひどいから子宮取っちゃってくださいなんて、簡単には決められないだろ?
そんな風に言ってもらえてどれだけ気持ちが救われたか。
しかし手術すると決断したのは子宮が病気である可能性がある、このままでは例え交尾しても子供は産めないかもしれないという現実がだんだん認識できたからでした。
いざ手術すると決めて病院に預けてきた日は泣きましたよ。
これでもう一生ティッキの子供を見ることはできないんだ、と思ったら切なくて…。
そして手術決行。
大先生から、やはり子宮に異常があったと告げられました。
ある意味、それなら手術してよかったんだと思うことができ、ホッとしました。
そこで大先生から言われたのは、病気があったことは確かだけど病名を決定するには病理検査に出さなければならず、それは別料金がかかる。
もし保険の対象になるなら、病理検査までしなければいけないかどうか保険会社に聞いてほしいと。
切り取った部位はそれまで保存しておくからと。
通常、避妊手術は保険の対象にはなりません。
でも今回は手術したことによって病理があったことが発覚した。
私もそこはどうなのかと思ってねこのきもち保険に電話してみたら…
この状況であれば、避妊手術費用も保険の対象になる、
さらに病理検査には出さなくてもいい(病名を特定しなくてもいい)とのことでした。
というわけで、その病院のレシートを全部まとめてもらい申請したところ、
ワクチン接種以外のすべての通院について保険の対象になることがわかり、
半額が戻ってきました!
およそ6万くらいかかっていたので、ワクチン代5000円を引いた残り、
約3万円弱が保険料として戻ってきました。
あぁ…入っておいてよかったなぁ。
ていうか6万もかかってたことにも驚いたけど…(^_^;)
もっと大きな病気になったら何十万もかかると聞きますから、保険に入ってなかったらそれこそ痛手ですよね。
もちろん何もなければ単なる掛け捨てになってもったいないと思うかもしれませんが、軽い症状でも支払いの対象になるとわかれば入って損はありません!
その後ピルクはアレルギー症状で治療したからこれも申請できると思います。
ワクチン接種が終わってからでないと加入できないのでヨキは加入が少し遅れましたが、今のところ通院するような症状はないものの今後何かあれば申請します。
というわけで、皆さんの猫ちゃんも保険加入を検討してみることをおすすめします。
(入院中は気楽そうにしていた本人)