猫にかける言葉
「comico」という無料でマンガが読める携帯アプリに連載されている『しみことトモヱ』というマンガをご存知でしょうか。
私は友人に勧められて読むようになったのですが、これが猫飼いならウンウンと頷くような内容でして、とてもおもしろいのです。
そのしみトモ、今週のテーマは「言霊」でした。
猫に対してなかなか話しかけられない、
大好きと言うのも恥ずかしい気がして言えない、
でも言霊というものがあるのだから
これからはできるだけ猫たちに話しかけていこう、
という内容でした。
私もあるときまであまり猫に話しかけることはなかったです。
動物病院に連れて行くと看護師さん?が
「いい子だね〜」とか言うのを聞いて、
そういえば私、ティッキに「いい子」とか「かわいい」とか言ったことないなぁ…と。
いつも無言だった…
やはり言うのは恥ずかしかったです。
独り言みたいだし。
でもピルクも増えて、自然に話しかけるようになったかな。
そして、理解できようができまいが、とりあえず話そうと思うようになりました。
「おはよう」「ただいま」「おやすみ」という挨拶から、
「明日オカン出かけるからお留守番お願いね!」
とか思いっきり普通に(笑)
そうして常に人間相手みたいに話していると、
状況判断でヤツラも言葉を覚えていくんですね。
「ごはん食べよう」と言えばキッチンに集まってくるし、
コーヒーミルをかける前に「ガーするよ!」と言えばティッキも「ケッ!」(わかってるよ! )と返事するようになる。
ピルクはいつも膝に乗ってくるのでナデナデしながら「気持ちいいね〜」とか言ってみたり。
最近では「オカン動いていい?」と言うと自分からどいてくれたりします。
ヨキはそんな環境に入ってきたものだから、しゃべるのが普通になってしまったようです。
以前のブログでも書きましたが、この子は最初まったくしゃべらなかったのに、声を出すことを覚えたらしゃべるしゃべる。
独り言も多いし、オカンに向かって
「オカン」
て言うことも覚えたし、
自分から要求することが一番多い子です。
やっぱり話すって大事なんですね。
言葉の意味そのものは理解できなくても、
こういう音を聞いたあとはだいたい次はこうなる、と覚えて行くので
話しかけることは無駄ではありません。
でもそこは言霊ですから
ありがとう! いい子だね、かわいいね、すごいね、
そういう言葉をかけてあげたいと思います。